アガリクス免疫療法


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アガリクス

 「β−グルカン」を多く含むキノコの王様とは?

  • 南米ブラジルの大都市であるサンパウロ、その郊外にあるピエダーテの産地にアガリクス.ブラゼイとよばれているキノコが自生していた。 そうしてこのキノコを日常食べているピエダーテの人々にはガンが少ないと言われていた。
    このアガリクスの抗ガン作用を本格的に研究したのはペンシルバニア州立大学のシンデン教授とランバート研究所のランバート博士であった。 そうしてアガリクスには優れた抗ガン作用のあることが明らかになった。
    その成果にもとずいてアメリカのレーガン大統領は皮膚ガンの手術後にアガリクスを長期にわたり服用したという。 そうして大統領にガンの再発移転がみなれなかったことから、アガリクスの名前は一躍世界的に有名となった。

  • 日本においても、東京大学薬学部教授「柴田承二博士」と国立ガンセンター「池川哲郎博士」による研究発表に続いて、国立ガンセンターの千葉博士の研究発表が日本癌学会総会でおこなわれ、 アガリクスの多糖体にはにはインターフェロン産生を活性化する作用−−即ち、インデュース効果があり、ウイルスの進入を防ぐ力も強いことが証明されたのである。
    現在、抗生物質の大量投与とその副作用が問題になっている折り、キノコなどの天然物による免疫療法は、もっと注目されてよいのではないだろうか。

  • さらに強調したいことは、アガリクスの抗ガン活性は高分子多糖体だけではないという点である。 核酸(RNA)や脂質、ステロイドの一種ににもあるという事が確かめられている。 まさにアガリクスは、こと抗ガン作用という見地にに立てば、質、量ともに「キノコの王様」なのである。

 アガリクス・ブラゼイ:子実体と菌糸体の比較

動物実験の結果、βーグルカンのうち特に強い抗腫瘍効果が
認められたのは、子実体のβー(1−3)−D−グルカンと
βー(1−6)−D−グルカンの 2種類であった。

子実体の多糖体 菌糸体の多糖
βー(1−3)−D−グルカン
βー(1−6)−D−グルカン蛋白複合体
酸性ヘテログルカン
キシログルカン
ヘテログルカン蛋白複合体
RAN蛋白複合体
糖蛋白(レクチン) 他
βー(1−4)−D−グルカン
グルコマンナン→ → マンノース
グルコマンナン→ → グルコース
プロテアーゼ
アミラーゼ
セルロース( 繊維質 )