何故、ガンになるのかを知ればガンは怖くない
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ガンは具体的にどのようにして発生するのだろう。人間の体内には「オンコジーン」とよばれるガン遺伝子が存在している。
これが目を覚まさない限りは、我々はガンとは無縁の生活を送ることが出来る。
しかし、オンコジーンが外部からの何らかの刺激を受け、目を覚ます。
ガンは我々の体内に備わっているガン遺伝子が突然変異を起こすことによって発生する。
ここに、プロモーター(促進因子)というさらなる力が加わることによって、ガン細胞は全身に広がって行くのである。
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人間の体には1日に3000個のガン細胞が発生している。
オーストラリアの免疫学者でノーベル医学・生理学賞を受賞しているフランク・バーネット
らの研究によると、人間の体内にはガン細胞が1日に3000個発生しているとされています。
人間の体には約60兆個の細胞がありますが、1日の間に約1000億個の細胞が新しく生まれ、
そのうちの3000〜6000個がガン細胞だというのです。
この瞬間にも体内ではガン細胞が生まれています。
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しかし、ガン細胞が出来たからといって、必ずガンになるというわけではありません。
普通ガンになる前に免疫が働き、ガン細胞を敵と見分けて攻撃し、排除してしまいます。
免疫が低下した場合にガンになるのは、この攻撃と排除がうまくいかなくなってしまうためです。
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ガン患者さんの免疫力について調べた研究は、数多くあります。
それによりますと、患者さんの免疫は、がんにかかっていない人に比べて明らかに抑えられています。
それも、ガンが進行するにしたがって、ますます免疫力が低下することが報告されています。
とくに、ガンの攻撃に関係する免疫細胞(キラーT細胞やNK細胞)の働きが抑えられています。
ガンばかりでなく免疫力低下による感染症で亡くなられる場合も多くあります。
クローズアップされてきた免疫療法。
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リンパ菌や臓器の一部にごく少数の移転が見られる状態のことを「微少移転」という。
少なくとも1.2年後にはこの微少移転は大きく成長することが予想される。
たとえば外科手術で対応しようとしても、微少移転をどこまでもメスで追いかけるのは不可能である。
放射線治療で対応しようにも、どこに照射すればいいのか分からないし、下手をすると正常細胞をも傷つけてしまう危険性がある。
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抗ガン剤、化学療法を用いたとしても、副作用の不安があるし、だいいち
微少移転対策にどこまで有効かが明らかでないのである。そこで必然的にクローズアップされてきたのが免疫療法なのです。
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ガン患者は、自然治癒力である免疫力が、かなり低下してしているとはいえ、
なくなっているわけではありません。免疫力はまだまだ活性化させることができます。
患者さんがそもそも持っているその自然治癒力を高め、がん細胞を攻撃する力を取り戻すこと。
それが、ガン治療の新しい治療、ガン免疫療法なのです。
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